3日で終わらせる




家族で賑わう真昼の遊園地に似合わず、私の瞳からは雫が垂れていた。


「綾吏、おまたせ!」

頭上から明るい声が聞こえた。そこにはハート型の風船を持った蓮。


「え……どうした?」


私の様子に気付いた蓮が慌てはじめる。


「…ごめんごめん!なんでもないよ。」

明るい声を作って返すけど、きっと顔は笑えてないんだろうな。