「あ、ちょっと待ってて。」 遊園地に入るなり、蓮はいきなりどこかに行ってしまった。 私は近くのベンチに座り込み、今までのことを思い出す。 笑顔の蓮、泣いている蓮、怒っている蓮、すべてが私の心の中で宝物になっている。 この場所で指輪をくれた蓮は、あの時どんな顔をしていたっけ。 いつもポーカーフェイスの蓮が、あの時だけは真っ赤な顔していたんだっけ。 あの時私は思ったんだよ。 あなたとずっと一緒にいようって。