走って走って漸く通りを挟んだ向こうのコンビニに彼女を見つけた。 入り口横で時節きょろきょろ辺りを見回している。 あ、俺を探してる…。 呼び止めているのだから当たり前だけど俺はそれに喜んでしまう。 そして。 俺を探す彼女が 俺を待つ彼女が 夕日に染まる彼女が 俺に一本の電話をかけさせた。