相当な勢いで噴出しているガス。

俺は咄嗟に踵を返して走り出す!

やばい…やばい!

あのガスの勢いなら、レストラン内はすぐにガスで満たされる筈だ。

もしあのガスの充満したレストラン内で、何かの拍子に静電気でも弾けたら…!

「ハルカ!」

急いで俺は彼女の元に戻り、少々乱暴にハルカの手を引いて階段を駆け下りる!

「ここにいちゃいけない!早く!」

「え、何よっ…何!?」

訳も分からず走り出すハルカ。

次の瞬間!