Dangereuses tower

「押せぇっ!」

俺は朝霧に向かって叫ぶ。

「ボタンを押せ、朝霧ぃっ!」

「はいっ!」

俺の指示で、彼女は非常用シャッターのボタンを一気に押し込む!

…一瞬、間があった。

ボタンを押しても反応しないシャッター。

駄目か…!

俺もハルカも思わず歯噛みする。

が。

「!」

若干遅れて、シャッターが下がり始めた!

何とか作動したのだ!