南極2号

「料理出来たよ」

千春の声を聞いたあたしは

「こらっ千早っ料理出来たよ…あたしは、アンタの相手するよかビール飲みたいっちゃけんどけっ!」

と千早っちを突飛ばし新しいスーパードライと千春の作ったおつまみをひょいっと口に運んだ。

「う〜美味い!やっぱ千春…料理の天才!いいお嫁さんになれるわ」

と絶賛してたら

「ふん…女としての魅力さっぱりなんやから料理ぐらい出来なきゃ生きてる価値無ぇだろ」

やっぱ千早は生かしておいても千春に明日は無いか…
あたしの今までの苦労は一体?