チッ、俺は軽く舌打ちする。 魔物は避けた動作のまま間合いを詰めてきた。 よく見ると、腕からは毛がフサフサのゴツい腕、さらに伸びている鋭い爪に変化していた。 獣型ってことか。 ピュッと音を立てて爪は俺を狙ったが、間一髪避けた。 …ハズだった。