『学園からの招待状だ。』 ニット帽の言葉が、頭から離れない。 お別れなんだ、私達は。 藍沢学園に入ったら、大人になるまで出れないって美優が言ってたな。 …ずっと心に決めたことじゃないか。最後ぐらい、笑顔で見送らないと! …だけど 「離れたくないよ…。」 私は小瓶をキュッと握りしめた。