そう言って、來は再び俺を見た。 中学生に見える外見とは反対に、体の奥まで染み渡る威圧感。それが來を只の餓鬼だと思わせていなかった。 「大体状況は把握しているよ。魔界に行きたいんでしょ?」 「魔界に、行けるのか?」 即座に反応した直。來は藍色の瞳を怪しく光らせた。