空間を、自由に行き来できる… 「ってことは、魔界に行ける可能性もあるってことか。」 直の質問に愁は「多分。」と曖昧な返事をする。 「今出来るのはそれしかない。どんな話なんだ?」 俺達は息を呑んで、愁の答えを待った。 「話によれば、ある絵が鍵で、願う場所何処にでも行くことが出来るらしい。 “神隠し”と呼ばれている話だ。」