「皆、大丈夫…なわけないよね。」 薬品の臭いが広がっている医務室に、葵と愁が入ってきた。 「大丈夫だよ。」 「そうそう。こんなの掠り傷だし。」 藍那と直は巻かれた包帯を隠しながら言った。 「…そっちこそ、大丈夫なわけ?」 この中では一番包帯を巻いている夾が、葵達を見て言った。