「これが、新たに発見された能力者です。」 何枚かの資料を、男は受け取る。 「もう18歳ですが、学園に迎え入れることになりました。彼らを無事に保護して下さい。 刃向かうようならば、少し手を加えても構いません。」 言葉を聞きながら、資料に目を通す男。 「はーい、わかりました…。」 やる気の無さそうに返事をすると、部屋から出て行った。