その瞬間、放たれようと集められた風は形を失い消えていった。 アイツも流石に驚いたのか、体をピクリと震わせた。 華はゆっくりと振り返り、俺の方を見ると 「…う、み?」 そう呟いた。 するとその言葉が合図の様に華を取り囲んでいた碧色の光はパァンという音と共に消え、 華は真っ逆様に落ちてきた。