「ほら、ニット帽被ってる…。」 「あいつか。」 アイツの顔を思い出しただけで溜め息が出る。 「まぁいいや。 この学園は、能力者の為に設立されたのは知ってるよね?」 「まぁ、それは。」 「未熟な能力者を保護し、育成するーーこれが学園の方針。 だけど能力者が中々見つけられなくてね、街を監視することにしたんだ。」