恋より強く






「............何」


素っ気なく返事をすると、無表情の間宮に安心の色が浮かんだのが少し分かった

さっきまでしつこく話しかけていたスカウトマンはもういない



「機嫌悪い」



私が?

誰のせいだっつーの




眉間にシワを寄せながら野菜ジュースをストローで吸った





気づくと間宮は私の目の前にいた