それがお酒のせいだったとしてもいい。 気持ちがなくてもいい。 ただの欲でも構わない。 とにかく直ちゃんを感じたかった。 一瞬でも繋がっていたかった。 涙がこみ上げてきたけど必死に我慢した。 何の涙かわからないし、ひとつ残らず直ちゃんの表情を、動きを焼きつけておきたかったから。 ねぇ。直ちゃん。 美紀ね。 ようやく目を開ける事ができたんだよ。