始業式が終わると裏庭に海斗くんを呼び出した。 「あたし…海斗くんと別れたい。」 「嘘だろ…?」 「嘘じゃない。本気で…」 「俺は佳奈を愛していたい…でも、お前が幸せになるのなら別れてもいい…」 案外、海斗くんは優しく受け入れてくれた。 しかし佳奈はこの後起こることなど予想もしていなかった…