「えと、あの、真乃歩、、?」



「奈々―――・・」


え、、?


やっぱり怒ってる、、?




あたしが、、早く言えばよかったんだよね、、。



「ごめん!」「よかったねー!!!」



あたしと真乃歩の声が重なった。


それであたしの「ごめん」という言葉は消された。



「え、、?」


よかったねー!!!って、、怒ってたんじゃなかったの、、?



や・・っば、、涙でてきちゃったよ、、っ。



「お、、こってたんじゃ、、っ、、なかったの、、っ?」



「え、え、奈々なんで泣いてんの?!」



真乃歩はあたしが突然泣き出したからあわててる。




「え?!ちょ、ごめん!!あたしの、、せい、、?」



「びっくりするじゃんかぁー!!!」



そう言って、あたしは真乃歩に飛びついた。


「奈々、、、」



真乃歩は笑っていた。

笑顔だった。


「真乃歩ぉ~、、っ」