そうちゃんは私の身代わりになり この急な傾斜の坂を 転げ落ちてしまったんだ 私のせいだ… 私のせいでそうちゃんが あんな目にあってしまった その日はずっと泣いていた 後悔ばかりしていた 私があんなところにいかなきゃ…と 血だらけのそうちゃんの姿が まぶたの裏に焼き付いて離れなかった そして、そうちゃんはその日 病院から帰って来なかった