一瞬だけ心臓がドキンとなった。 体中が緊張してしまう。 中からは楽しそうな声が聞こえて。 こそっと覗くとやっぱり、 あたしをこっ酷く振った男の子が楽しそうに話をしていた。 最低なヤツだって分かってるのにイヤでも高鳴ってしまうこの心臓の 音が恨めしい。 しっかりしろ、美桜! もう関係ないでしょ? あの人はもうただの一クラスメイトだもん。 落ち着いて。 自分にそう言い聞かせてドアに手をかけた時 「でもあの高崎がな~」