「僕は樫山太一。一応、ここの図書委員長してるんだ」 「高崎美桜です」 「宜しくね、美桜ちゃん」 あのメガネ男より少し背が高い樫山委員長が 笑顔で私に握手を求めてきた。 「あ、はい、こちらこそ。宜しくお願いします」 慌ててあたしも握手を返す。 あの性悪メガネ男とは正反対。 おまけにカッコいいし。 「それで何か用事かな?」 不思議そうな顔をして見る樫山委員長に 「あ、えーっと生徒会の人にこれを渡すように言われたんです」