副会長が狭い通路の壁に寄りかかって私を見ている。
「ななななんで、副会長が!」
さっきまで副会長の事を考えていたから余計に
心臓がバクバクして驚く。
「腹でも下したのか?」
「ち、がいます」
「そうか」
「どうかしたんですか?」
「いや」
もしかして心配してくれたり?
「あの二人の会話を聞いてると具合が悪くなる」
そんなわけないよね。
まぁ分かってだけど。
「でもそれってうまくいってるって証拠ですね?」
「そうらしいな」
なんだ、私達もういなくても良さそうだな。
「お前は・・その・・大丈夫なのか?」
「え?」
やっぱり
「心配してくれるんですか?」


