明るいカワイイ声が聞こえたと思ったら
女の子がこちらに向かって走ってきた。
うわ、ものすごい、カワイイ。
「お前とは大違いだな」
耳元でこそっと囁いた副会長の言葉は気にない
事にして。
でもふんわりした髪も
小さい顔に似合わないくらいの大きな瞳も
なんだろう、同じ女の子なのに
私なんかとは比べ物にならないくらいカワイイ。
黒川先輩といい、この彼女さんといい、
なんて私の周りにはこうカワイイ子ばかり集まるのかな?
「は、初めまして!国本千夏です!」
こちらの彼女さんも緊張してるんだろうな
声が震えてる。
でもこういうところに男の子ってキュンときちゃうんだろうな。
きっとこの人も、私なんかより
そう考えるとどうしてだろう、
胸がチクンと痛む。
「こ、こんにちは!飯塚隼人です!よろしくお願いします!」


