「奏くんも大変だねー。 彼女欲しいとか思わないの?」 「んー、欲しいかな。」 そう奏からメールがきたとき あたしは決めたんだ。 絶対に奏の彼女になるって。 振り向かせて見せるって。 その日から、 あたしは奏との一通一通に恋を覚えた。 一緒になれるのを夢見て。