『実は、お前に言いたい事があるんだ』 楓はそう言うと 私の横から離れて、 どこかに行ってしまった…。 ―――――… しばらくすると 四角形の箱を持って戻ってきた。 「何?それ」 私がそう言うと、 ソファーの私の真正面に座り 楓は深呼吸をした。