楓は「いいの?」と言って 私に顔を近づけてきた 『どうする? 仕事引き受ける?』 「でも私・・・バカだし?」 でも他の女の仕事中 ずっと一緒に居て欲しくない・・・けど 『大丈夫だって! 秘書っていうのは名前だけだから・・・傍に居てくれればいいから』 「へ?」 『せっかくの冬休みにお前と居られないのが嫌だから”秘書”って言う名目でだな?』