「っま、正人のいじっ、意地悪…っ」 「は、今更。 綾芽だってこうして俺に意地悪されんの好きだろ?ドMだからな」 「ど、ドMじゃないし!」 「ほら、早く起きれよ。お前も仕事じゃねーの? それともこのまま食われたい?」 「遠慮します!」 がばっと起き上がった綾芽に笑うと、少し膨れた顔をしながら綾芽は寝室から出ていった。 ほんと、何回、何十回からかっても飽きないな、綾芽の反応は。