姫の彼氏は意地悪王子

「お前は見た目通りな感じだな」

「そう??」

「あぁ。
 姉系って感じで」

「そっかなぁ…?」


そんな他愛も無い話をしてたら
いつの間にか
外は夕日でオレンジ色になっていた。

「終わったけど遅くなっちゃったね」

「おう」

「んじゃぁ職員室に提出して
 帰ろっか!!」

「あぁ」

あたし達は先生に資料を渡すため
職員室に向かった。

「ご苦労様。
 ありがとなッ!!
 んじゃぁ気をつけて帰れよ?」

「はぁい」

「んじゃぁ。明日ね♪」

「ちょっと待て」

「ん??何?」