ピンポーン 「はーい」 ガチャッ 「あ、芽依ちゃん。きてくれたんだ。どうぞ、あがって?」 ドアを開けて表れた悠馬さんは、パーカーにダメージデニムとシンプルな格好をしていた。 リュウと一緒で、ホストってなんでも似合うんですね・・・ 「おじゃまします・・・」 遠慮がちになかへ入る。 あの日、玄関にあった写真立て。 なにが写っているのか、知りたかったんだ。 悠馬さんは、あたしの知らないリュウのことを、リュウの過去を知ってる。 写真立ては、倒されたままだった。