「ちょっ・・離して」 私は静かなとおりに連れていかれる。 ついた先は、高級そうなマンションの部屋。 「なにするんですか!?帰してください!」 こんなこと言っても、ムダな気がしたけど、言った。 ここ・・どこ!? 「いまは帰すわけねーだろ。心配すんな。帰してやるよ。約束する。 俺は、斉藤龍(さいとうりゅう)18.ホストやってる」 はぁ!? ホスト!? しかも18!!?? すぐに理解できるはずもなく。 「1回だけ、キスしてくれないか? そうしたら、帰っていい。」 いきなりなに!!??