「・・・龍?」 オシャレなカフェでお茶していると、1人の男の人がリュウに声をかけた。 ふわふわした少しパーマがかかったようなところどころ茶髪が入っている髪。 すべてのパーツが整った少し幼さの残る顔。 ニットにコーデュロイのパンツなんて格好だから、より子供っぽく見えるけど、カッコよかった。 ・・・でも、リュウのカッコいいとは違う。 リュウは気取らない大人っぽさがある。 だけど、この人は、人に好かれるような雰囲気を自然とはなっていた。