数日後― 「安部社長、お客様です」 なんだかんだで社長室の前にいるあたしとパパ、それにママ。 「おお!莉絵ちゃん!に芽依!待ってたぞ! ・・なんでお前が・・・」 一瞬にして社長の笑みが消える。 「お世話になってます。社長。お久しぶりですね」 パパの口調は、皮肉たっぷり。 ちょっと怖いし・・・ なんでも社長、ママを狙ってたらしく。 パパにとられてパパを憎んでいると。 それで娘のあたしと自分の息子をくっつけさせようとしてるってこと。