「舵向かえにきた…」



天使は俺に手を伸ばす




俺も手を伸ばした









手を握りあい
我に変える








「セ……ナ…?」





天使はセナそのものだった





「守ってくれてありがとう
もう大丈夫……
あたしが守るから…」






そう言ってセナは
舵を抱きしめた