FORTH〔前編〕

「わかった………」




あたしは稟音の手を
握って頷いた







「大丈夫…守るから…」






あたしは小さな声で
稟音に話しかけた








絶対守る……








昨日出会ったばかりなのに
こんなにも愛おしく
思えるのは………








稟音はあたしと同じ







この力をもったせいで
受けた苦しみや悲しみを
背負っている






でも二人なら……







乗り越えられる……