翼を羽ばたかせ 舵の手を掴んで 出来るだけ離れる 「セ…ナ…!?」 舵は苦しげに あたしを見上げる 「暴走…稟音は今 暴走してる」 あたしの言葉に 舵は眉を細めた 「暴走…?」 あたしは頷いて 舵を建物の近くに下ろした .