続・彼女が愛した温もり



私から杏里に渡った携帯は

杏里の隣の男性に渡った


そして男性は私を見て優しく微笑み

『○×マンションの202号室
早くしないとあなたの愛するカレンちゃん美味しくいただきます
では。』



意味が分からない

コーキに会いたくないのに
場所伝えちゃうし。


って、
そういや
あんた誰?


男性と杏里を交互に見つめながら
携帯を受け取った