続・彼女が愛した温もり



『ねぇ?』

『ん?』

相変わらず手を握ったまま私を見る


『コーキと結婚したら
愛衣ちゃんたちと親戚になれるね』

『もしかして、それが一番嬉しいんじゃないか?』

笑いながらコーキは言った

『バレた?』

意地悪く笑って私はふざけた