『香世聞いて~』
ママが嬉しそうにおばさんの肩を叩いた。
『なになに~?』
相変わらずノリが軽い‥
『私もついにおばあちゃんになるの♪』
『え‥えぇ!
って事は‥カレンが妊娠?』
『そうなのそうなの』
『あらま~
カレンとイケメンさんもヤる事はヤってるのね』
『ねー』
病院でこんな事を言うのはどんなんだろう。
『恥ずかしいよね』と振り返ると
照れたように頭を掻くコーキがいた。
『おめでとう』
おばさんが私に近づき手を握った。
『ありがとう』
手を握りかえすとおばさんが優しく笑ってくれた。
『性別はどちらかしらね』
おばさんが嬉しそうに聞いた。
いや‥まだ妊娠初期だし‥早いっていうか‥
『男の子よ男の子』
ママが割って入り得意気に言った。
綾乃さんにしてもママにしてもその自信はどこから来るのだろう。

