学校って面倒くさい‥
苦手な美術を受けながら思った。
絵心がないし、絵も下手。
昔から美術だけどうも相性が悪い。
吐き気が収まり気分は上がっても
美術で下がる。
『はぁぁ‥』
学校が終わり溜め息をつきながら校門を通る。
万里子は日直で帰りが遅くなるらしく
一人‥
『あの‥あなたよね?』
『え?』
ショートカットの背の高い綺麗な女性が話しかけてきた。
『あ‥ご、ごめんなさい‥
カレンさんよね?』
『あ‥はい‥』
えーっと‥誰だっけ?
パパの取引先の人?
遠い親戚?
全く分からない‥
歳は‥45くらいかな?
しかし綺麗な人‥
でも誰?

