『カレンって全然声出さないな』
私の体を大分愛撫し終わったコーキが笑いながら言った。
『そんな事ないよ
本当は体中ゾクゾクしてる
ただ恥ずかしいから声は体と体が繋がった時まで楽しみにしてて』
もうこの後は予想がつく。
愛撫のあとに待つのは接合。
そしたら本当に余裕が無くなるから
ちょっと大人ぶった言葉は今しか言えない。
『なぁ、この後どうする?』
意地悪く笑うコーキが憎らしく最高に愛しくて。
実は目の前の最愛の男はSなのかもしれない。
私にこの後の展開を言わすなんて。
知っているくせに。
愛撫の後は接合という快楽に溺れる。
でも、何だか快楽よりも目の前のS男に溺れそうな自分はどんだけドMなんだと変な寒気がした。
寒い…
早く温もりが愛が
それよりも
『コーキが欲しい
ねぇ、私の中に来てよ』
恥ずかしさなんかなくて、
理性を忘れた本能が言葉を言った。
欲しいものには貪欲に。
どこまでも、どこまでもね。

