「それって、最近解散したってことだよね?もしかしてクレスタ?」
って、人が遠慮というかなんというか微妙な決心した直後に、アンタがそれを訊くんかい!?
いや、やりそうだとは思ってたけども。
そんな加奈子に金髪は「いんや、確かチャンプルだったかチャンポンだったかそんな名前」と答えてお茶をすすった。
ちなみにタバコは加奈子が帰ってきたタイミングで灰皿行きしてたりする。
「え、うそチャンプ!?」
「んぁ?あー…、そうだそうだそれ」
「シンさんって、チャンプのドラマーだったんだ!うわーうわー、もっとお話しとけば良かったよぅ!!」
と、勝手にヒートアップしていく加奈子。
私もちょくちょく加奈子と一緒にアマチュアバンド見に行くけど、『チャンプ』なんてバンド聞いたことないぞ?
「んー、アタシの好きなバンドだったんだけどね。そう言えば、あざとちゃんとは見に行ったことなかったっけ」
「つーか、好きなバンドだったのにドラマー誰か気付いてなかったんか」
金髪からのさりげないツッコミに、「だってー」と応じる加奈子。
「ボーカルが好きだったんだよぅ。それにステージの後ろの方は見えないし、自己紹介もしてくれないし」
「まあ一理あるわね。名前と顔まで一致するなんてことの方が珍しいだろうし」
「そうそう!っていうか、何で解散しちゃったかなー…。結構人気もあったじゃん」
それ、金髪に言っても仕方ないんじゃないかな?
別に昔からの知り合いだって訳じゃないみたいだし。
って、この思考はさっきしたぞ私。
「何か、ボーカルが辞めるんで解散って流れだったみたいだぜ?今のメンバーでやれないなら、続けてもしゃーない、みたいな」
って、アンタ知ってるんか!?
何となく、噂話程度のレベルだとは思うけど。それでもちょっと意外だったわ。
「うわぁ、残念だなー…。ボーカルスッゴい歌上手かったのにさー。レオ君もそう思うでしょ?」
「や、俺様チャンプのボーカル知らんし」
「ウッソ!?」
「ホントー。デヒャヒャヒャヒャ!!」
「っていうか、じゃあ何でシンさん勧誘したんだアンタ」
って、人が遠慮というかなんというか微妙な決心した直後に、アンタがそれを訊くんかい!?
いや、やりそうだとは思ってたけども。
そんな加奈子に金髪は「いんや、確かチャンプルだったかチャンポンだったかそんな名前」と答えてお茶をすすった。
ちなみにタバコは加奈子が帰ってきたタイミングで灰皿行きしてたりする。
「え、うそチャンプ!?」
「んぁ?あー…、そうだそうだそれ」
「シンさんって、チャンプのドラマーだったんだ!うわーうわー、もっとお話しとけば良かったよぅ!!」
と、勝手にヒートアップしていく加奈子。
私もちょくちょく加奈子と一緒にアマチュアバンド見に行くけど、『チャンプ』なんてバンド聞いたことないぞ?
「んー、アタシの好きなバンドだったんだけどね。そう言えば、あざとちゃんとは見に行ったことなかったっけ」
「つーか、好きなバンドだったのにドラマー誰か気付いてなかったんか」
金髪からのさりげないツッコミに、「だってー」と応じる加奈子。
「ボーカルが好きだったんだよぅ。それにステージの後ろの方は見えないし、自己紹介もしてくれないし」
「まあ一理あるわね。名前と顔まで一致するなんてことの方が珍しいだろうし」
「そうそう!っていうか、何で解散しちゃったかなー…。結構人気もあったじゃん」
それ、金髪に言っても仕方ないんじゃないかな?
別に昔からの知り合いだって訳じゃないみたいだし。
って、この思考はさっきしたぞ私。
「何か、ボーカルが辞めるんで解散って流れだったみたいだぜ?今のメンバーでやれないなら、続けてもしゃーない、みたいな」
って、アンタ知ってるんか!?
何となく、噂話程度のレベルだとは思うけど。それでもちょっと意外だったわ。
「うわぁ、残念だなー…。ボーカルスッゴい歌上手かったのにさー。レオ君もそう思うでしょ?」
「や、俺様チャンプのボーカル知らんし」
「ウッソ!?」
「ホントー。デヒャヒャヒャヒャ!!」
「っていうか、じゃあ何でシンさん勧誘したんだアンタ」
