「お前はよくこんな宿題やってくるな」 後ろからひょっこり声をかけられる 「当然 だって宿題だもん」 坊主頭の彼のほうに向き直って言う 「ふーん まあ、それがお前のいいところだよな」 そう言って、頭をくしゃくしゃっと撫でて、どこかへ行く 「ちょっとやめてよ! せっかくセットした髪が乱れちゃう!!」 嘘 もっと撫でてほしい もっと私と話してほしい 好き