純の恋愛は俺より長続きしない。


いつも、相手から告白されて付き合って大抵は純が「飽きた」と一言でフる。


そんな冷血な純がここまで好きになったその「愛ちゃん」が俺はとてつもなく見たくなった




「俺……
会いたいな…」


「誰に??」


「愛ちゃんに……」




俺がそう言うと、純はあり得ない位スゴい驚いた




「はぁー!?
愛に!? 無理無理!!
絶対に無理!!」




と、一応授業中だというのに、立ち上がり俺の方を見て叫んだ
ので、皆俺達の方を唖然として見ている




「何……ッ!?」




教師がの声に我に帰った