「ん~………
あぁ…愛…??」


「そうそう…!!
確か…他校だったよな…」


「あぁ…他校だよ…」


「離れてて寂しくない??」


「別に……毎日連絡とってるし…」


「や……
でもな、直接会って話せないだろ…??」


「寂しいけど、それは俺のワガママだ…
俺のワガママで愛に迷惑はかけたくないからな……」




そう切なそうに微笑んだ純が俺はとても大人に見えた




「彼女には優しいんだな…」




俺が嫌味っぽく笑ながら言うと純は




「とーぜんッ!!
俺、彼女一筋だからさッ!!」




と、満面の笑みで答えた