「紹介するねッ
こちら、同じ中学で私の親友の……
“水樹 愛ちゃん”ですッ」
「え…??」
唯は笑顔で、生徒会長さんに手を向けて丁寧に説明した
……が
俺は耳を疑った
てか、疑いたかった
とゆーより、聞き間違えだったら嬉しいのにな!!
「もう一度言うね??
こちら……「2回も言わなくていい…
1回で聞き取れなかったコイツが悪いのだから…」
唯がもう1度説明しようとしたら、愛ちゃん…いや…“水樹さん”が、それを止めた
「お前の事は多少唯から聞いている
確か……アホ條くん??」
なに……
コイツ…ムカつく…
想像していた愛ちゃんとは全くと言って良いほど違い、性格にも多少…いや…とてもトゲがある子だ……

