「スイマセンでしたッ
以後気をつけますのでッ!!」
さっきの2人は地面に頭を擦り付け土下座をしている
「まぁ、分かったんならそれでよしッ!!
以後心がけるように」
会長さんがそう言うと、男2人は頭を下げてそそくさと走って寮の方に行った
一方俺と言えば唖然とする事しかできず、その後も唖然としていた
「やっぱりカッコいいですわね…会長様」
「攻撃技も見惚れてしまいましたわ…」
「どんな相手だろうと非を認めたらすぐに許すなんてとても人間とは思えない位完璧ですわ……」
等の女子からかの歓迎が聞こえた
やっぱりモテるな…
女子からだけど…
そんな事を考えていると、俺の横を全力で走って唯は会長さんに抱きついた
「愛ちゃーんッ!!」
愛ちゃん…??
俺は、その言葉に耳を疑った
愛ちゃんってまさかあの“水樹 愛”??
んっな事ある訳ないよなー…

