教室に行くともうすでにHRは終わっていて、唯は友達と楽しそうに話していた
声をかけようかと迷っていたが、唯の邪魔をするのもなんだと思い俺は唯が気づくまでそっとしとこうと考え、廊下で会った２年の時に同じクラスだった奴と話している事にした
「悠くん……ｯ」
少し話していると唯が後ろから小走りでこちらに来た
「ごめんね…ｯ
さっきからいてくれたんだよね…ｯ??
話しに夢中になってて……」
一生懸命に色々言っている唯がとてつもなく可愛かった
「分かったから…
落ち着いて…大丈夫だから…なｯ」
俺が笑顔で言ったらちょっと頬を染めて「ありがとう」と微笑んだ
