甘い甘いキスをお姫様に




たぶん…このあたしの隣でまだ笑ってる拓斗と、まだ呆れ顔の嫌味男が目当てだろう。





あたしの視線に気がついた涼が振り返って廊下を見た。

あたしからは涼の表情は見えなかったが、廊下にいた女の子達の顔が青ざめた。




『……涼?』





フワッ―――。





いきなりあたしの隣に風が吹いた。




「っ!?!?」






あたしの前にはさっきと同じく涼がいる…。






さっきと違うのは涼の目の前に拓斗がいる事。

しかも、かなりの至近距離。



ていうか…コレって…






キ、キスーーーーーーーーーーー!?!?




ちょちょちょちょちょ!?
今、あたしの目の前の男の人達はなにをしてるの??