甘い甘いキスをお姫様に





頭にすごい衝撃が来た。



『痛ーーい!!!』

「ちょ!!羽月!いきなり振り向かないでよ!!?」

『ご、ごめんなさーい。』





そこにいたのは、さっき男の人に囲まれてた女の子。



ショートの髪に、クリクリした目。
そこらへんのモデルには負けないくらいの美人。



「ねーねー。その子誰??」


拓斗はあたしに耳打ちしてきた。



『あ、この子はあたしの親友の竹内 奈美(たけうち なみ)。』


「あ!!助けてくれてありがとうございます!!」



奈美はいきなり立ち上がった。


それを見た、拓斗も立ち上がった。



「お礼なら、羽月に言いなよ。」


「あ、羽月…。ありがとう。ごめんね。」


『謝らないでよー!奈美が無事で良かったよ♪』


「本当にありがとう。羽月。」


あたし達は笑った。




「いつまで座ってんの?」





背後からそう聞こえたと思ったらいきなり体が浮いた。