〜初恋〜アナタに溺れる

「おまえももうちょい短くすりゃいーのに」


私のスカートの裾を軽くのけ反るように眺める


僅かな風がヒラヒラと裾を踊らせていた


「何でよ…」

少し呆れた口調で呟く


「ん〜、俺好みだから」

はぁ?

なんで、猛の好みに合わせなきゃないのよ

ため息をついて歩く足を速めた